バイク仲間と渋谷で飲んだ。
何年も前から通っている、いわゆる「行きつけの店」ってことになるのだろうか、80'sが流れる空間はいつ来ても落ち着くことができる。
ここで飲むのは基本的にバーボンなのだが、ちょうどボトルが空になったので、マスターお勧めの一本を選んでもらうことに。
小僧時代にお酒の奥深さを知ることができたのは、まさにこの店おかげなんだよな。
バーボンというジャンルに関しては、ずいぶんと知識が積み重なり、味わった種類は本当に数え切れないほど。
渋谷という立地上、決して安くはないのに、金がなくてもちゃんと一本入れてた頃は、そりゃもう大事にいただいたものだ。
ワインにしても日本酒にしても、封を切る時は一期一会の気持ちで臨みます。
同じ銘柄でも、保管状況や流通経路が異なれば味は変わるし、季節やメンバー、場所が違えば当然印象が同じってことはないわけで。
そして15年や18年といった熟成期間に敬意を表せば、「あの頃自分はなにやってたかなぁ」と、酒との過ごし方は無限に広がりますね。
画像は「ジャックダニエル シングルバレル」。
出来のいい樽だけを選び、他の原酒と混ぜずに瓶詰めしたものがシングルバレルと呼ばれる。
度数は94proofで、ラベルには、貯蔵棚・樽番号・ボトリングの日付が記入されている。
香り豊かでしっかりした味なのに、口当たりが優しいのが特徴ということで、アルコールに強くない奥さん用にマスターが選んでくれました。
どんなものがいいのかイメージを伝えて、リクエストしたとおりのものがピタッと出てくるのはさすがですねー。