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<ルート>
自宅~東名~小田原厚木道路~箱根ターンパイク~伊豆スカイライン~天城~下田~下賀茂 温泉(泊)~石廊崎~松崎~戸田~沼津~東名~自宅 こんなルートで連休は一泊ツーリング。 伊豆半島の代表的な見どころはかなり押さえた満腹の内容かと。 早起きした甲斐あって、箱根まで順調に来ました。 降りそうで降らない微妙な天気の中ではあったけれど、まずはターンパイクで気持ちのいい走りを楽しんだ。 大観山ではいつものようにたくさんのバイクが休憩中で、フェラーリが4台ほど並んでいたのもここらしい光景。 晴れてたらもっときれいな眺めなのに、今日は富士山がどうにか拝める曇天なのがちょっと残念。 続いて、日本でも屈指の素敵な道路である伊豆スカイラインに突入~! 熱海峠から冷川までの予定だったのに、見事に行き過ぎて終点からUターンかましたけれど、道がいいから全然問題無しなのです(笑)。 遅い四輪につかまることもなく、さすが有料道路という走りをストレスなく堪能できましたよ。 何度通ってもいいですね、ここは。 半島の中央を縦貫するR414に出てから向かうのは、演歌「天城越え」や小説「伊豆の踊り子」で有名な旧天城トンネル(天城山隧道)です。 旧道に折れ、しばらくフラットダートに揺られると、いきなり現れるのがこのトンネル。 開通は1905年ですから、すでに100年以上昔からある歴史ある建造物なのですが、いつの間にか重要文化財に指定されていてびっくりです。 しばらくトンネルのたたずまいに見とれたあと、われらバイク2台は排気音を響かせながら真っ暗な内部を通過したのでした(重要文化財とはいえ、立派な現役道路なわけで)。 新道に戻るとすぐに待ち構えているのがループ橋ですねー。 一体いつまでカーブが続くんだ??なんて感覚がおかしくなってしまうほどグルグル回るのが面白い。 誰もが「うひゃーっ」とかメットの中で叫んでいるに違いない。 しかしまぁ、高低差があるからってよくもこんなものを作ったもんだ。 国道脇のわさび畑を横目で見つつ、伊豆って実は山なんだということを強く実感する場所でもあります。 一息入れようとしたらちょうどお昼だったので、ループ橋のすぐそばにある蕎麦屋でわさびそばを注文。 生のわさびを自分でおろす作業がいいですな。 店の人が言うには、そばつゆに入れてしまうよりも、そばに直接からめて食べたほうが香りが高くなるとの事でしたんで、アドバイスどおりに食してみる。 うまうまっす♪ そば自体にもわさびが練りこんであるわけで、調子に乗って欲張るとツンとなって涙すること確実なメニューではありますが、フレッシュわさびの辛さは自宅じゃなかなか味わえないシロモノなので、名物はやっぱり産地で味わうのが最高なんだなー、と再確認した次第。 んでもってこっちも外せない名物「わさびソフト」なり。 一口目は「あれ、こんなにわさびの味がしなかったっけ?」という印象だったのが、口の中でソフトが溶けるほどにジワジワ辛さに襲われて、「スイマセン私が悪かったですシクシク・・・」と、ちゃんとわさびが堪能できる仕組みになっておりますですw。 実際かなりおいしいから、未体験の方は是非一度。 河津には滝が沢山あって、「河津七滝(ななだる)」という観光地として、早咲の桜と共に有名です。 歩いて全部めぐると1時間以上かかると聞いて、近場の4ヵ所をサクッと見ることに。 渓流の音と澄んだ水の色が、汗ばむ陽気を少しは和らげてくれてるみたい。 画像の「初景滝」は水量が多く、けっこうそばまで行って眺めることが可能なので、泳ぎたくなるのが人情ってもんで・・・やりませんけど。 踊り子の像もある観光客に人気のスポットですね。 国道をそのまま下れば、開国の街下田へ。 このへんはすでに海水浴の客がワンサカ溢れており、学校の夏休みに突入したらどんな惨状を呈するのか容易に想像できるのがツライですけど、海の色はものすごくきれいで泳ぎに来たくなるのもわからんではありません。 別の機会に、歴史探訪でゆっくり散策したいなぁ。 朝が早かったので、本日は早めに宿へチェックインすることに決定。 下田からほど近い、下賀茂温泉の旅館で沈没です・・・。 翌日は5:30に目が覚めてしまい、「キャンプと一緒じゃんか!」と自分にツッコミを入れたくなる一幕もありましたが、ここはゆっくり朝風呂を満喫して心を鎮めます。 2日目の今日、帰りは渋滞の恐れが高かったため、半島最南端の石廊崎に寄るくらいしかできません。 外洋の荒々しい波を眼下に、霞んで見えない水平線がちょっと恨めしかったりするのでした。 あとはひたすら西海岸を北上するのみ。 sirasuは「海沿いだっていうから、長い海岸線を想像してたのに、ほとんど山の中だったー」と期待に反したクネクネ道路にかなりやられてたようで。 沼津から乗った東名も、ちょうど夕方いい時間wに突入してしまい、30km近い大渋滞をひたすらすりぬけ帰ってきたのでした。 雨もジャンジャン降ってきて、もーこれ以上はキビシイ!とギブアップ寸前だったのは確か。 画像は海老名SAの屋根の下でホッとするひととき。 カッパがなければずいぶん楽なんだけどね、こればかりは着なけりゃ仕方がないわけで。 今回のツーリング、天候に一部恵まれなかった点もありますが、メインの伊豆は存分に満喫できたので、満足という以外に感想がございませんでした♪
by gs_kanzan
| 2006-07-19 22:10
| バイク
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