さてさて、年明けは冬の京都を満喫だったわけですが、1月1日は金閣寺での写経という貴重な体験をしてきました(そいや写経は初だねー)。
普段とは違った細字を筆ペンで書くことに軽い緊張感はありましたが、始めてみれば調子よく筆が走ります。
このお寺には正月から沢山の観光客が訪れていたものの、写経を行う一角には、その喧騒が聞こえながらも足を運ぶ人はほとんどいません。
般若心経の一字一字を、自分の手で書き進めること数十分。
正座を続け無心になった瞬間があったようにも感じられますが、最後まで集中力を切らさずに終えられたことに満足。
短い時間でしたけど、奉納後の達成感は予想以上に大きいものでした。
金閣寺での写経は、書道未経験者でも気軽にできるよう、サインペンも用意されていました。
また、用紙には薄くお経が印刷されており、それをなぞるだけでよいので簡単です。
字数の少ないパターンも選べますし、もちろん上手い下手は問題ではありません。
京都を訪れる機会があれば、こうした伝統文化の一端に触れてみてはいかがでしょうか。