今日は書道に時間を使った。
随時練習している半紙の課題は、五言絶句を毎月5文字ずつ書くことになっていて、4ヶ月で全体を仕上げることになる。
年に3回、つまり4ヶ月に一度、小画箋半切という大きさの長い紙に、5×4=20文字を書いて提出しなければならない(いや決して強制ではないんですが)。
右の写真が今回の練習結果です。
これまでの4ヶ月でさんざん書き込んでるはずだから、そんなに苦労せずに済むかと思ったら大間違いで、当たり前のように何枚も失敗してはやり直し。
やはり字数が多くなると縦横の文字の位置と、紙面全体に対する布置を気にしなければならないから、四六時中それを考えつつ纏める必要があるわけだ。
上下左右の余白は特に重要、そして上の字と下の字との中心線が揃っていなければ見るに耐えないし、大きさがバラバラなんてのも問題外、他にも細かい注意点は際限なく・・・
ま、定期的にこういった作品を添削してもらうことで、いざ大きな展覧会という時に、経験を生かして余裕を持った制作が可能になる、はずw
一応書き上げて、まだ墨が余っていたので、ここのblogタイトル部分の寂しい空白に何か入れようと思い、柳田泰雲先生(注)の作品集から面白そうな4文字を拝借。
象形文字に近いだけに難しかった!
特に顔みたいな「龍」は、何度書いても輪郭がダメダメで、アップしたのもひどいレベルなんですが、そこはお遊びってことで許してもらいましょう。
たまにゃこんな字体も楽しいものです。
「雲」なんて、空に浮かんでる姿そのままですもんね。
古の人間が使っていたこんな字に、どんな印象を持ったでしょうか?
(注)かんざんが所属している泰書会主宰者である柳田泰山先生の父。