いやぁ、とんでもないことをやらされました。
温泉の由来と効能が記されている、よく旅先で見るアレを作れと。
勤務先の関連会社がやっている宿がありまして、そこの大浴場に掲げられていた看板をリニューアルしろと指示があったらしい。
社内で書をやっているのは・・・俺だけ!?
てか、ちゃんと金払って外注しろと声を大にして言いたいところですが、ケチな会社であることはよく存じておりますので、仕方なく書くことに(業者に依頼したらいくら取るんだ?)。
こればかりは誰か代わりにやってもらえないもんなぁ。
縦1m、横2mほどもある1枚板は、以前書かれていた内容を削って消去してあるため、表面は本当にガタガタさ。
そこに黒色のラッカー塗料で文字を書く。
・・・濃くてベタベタなんですがw。
線を引くごとにかすれるし、シンナーの臭いでクラクラするし、恐ろしいほど書きにくい!
えんえん4時間かけて仕上げたものの、よく見なくても曲がってたりして「いいのか、こんなんで?ま、いっか無報酬だし。」と内心思ってみたり。
模造紙で式次第を作った経験は何度かありますが、こーいった本格的な看板制作は初めてのこと。
木材に筆を走らすという練習ができただけでも、個人的な財産として悪くないかもしれません。
もしかしたら、箱根あたりで目にすることがあるかも。