青春の一ページには、必ず渡辺美里の曲がありました。
20年休まず続いた西武ドーム(西武球場)でのスタジアムライブが、今週の土曜日でその歴史に終止符を打ちます。
思い返せば、毎年やってくる真夏のイベントに、これまでに5回は参加したかな(少ないなぁ)。
持っているアルバムは15枚以上、そのほとんどの歌詞は覚えているので、ライブでは一緒に絶叫して声がかれるのがお約束でした。
アブラゼミが鳴く8月の球場には、数年前から子供連れでも安心して来場できるように、ファミリー専用の座席や託児所も準備され、ファンが歩んできた時の長さを実感させます。
あの頃高校生だったみんなは、家族を持つお父さんお母さんになりました。
今となっては少し照れくさい曲は、それでも確実に当時のまぶしい記憶をはっきりと甦らせてくれるのです。
いいこと悪いこと、あまりに濃すぎるその想い出に、たぶん涙流しながら歌うことだろうね。
最後なのに仕事で行けないと諦めていたところ、直前になって休めることになり、遠く北陸から参戦する友人が余分にチケットを持っていると聞いて、考える間もなく飛びついてしまったね。
高校時代の友人一家(4人家族!)も当然来るようだし、美里という共通言語でつながっているのも嬉しい限り。
そんなわけで20回目のスタジアム、若かった自分に出会えることが何よりも楽しみさ。
普段はほとんど音楽を聴く習慣がなくなってしまったのですが、久しく使っていなかったMDプレーヤーをあわてて発掘し、通勤時間に定番の曲を流し続けることで、頭の引き出しの奥の方にしまってあったメロディを、出来るだけ多く机に並べてみようと思います。
画像は先月発売されたウルトラベストアルバムで、ファンからのリクエスト上位曲を3枚のCDに詰め込んだ集大成。
会社帰りに急いで買ってきましたよ。
収録内容を見ているだけで泣けてきます(笑)。
今でも渡辺美里がお気に入りの方はもちろん、そういえば聴いていた頃があったなぁ、という人も、是非コメント書いてくださいませ。
あぁ、懐かしの80年代・・・